二〇〇四年三月十六日

S子さんの不思議な気持ちを占う。
はじめまして、S子といいます。2×歳です。

彼と別れて半年経ちます。別れてから自分が変わってきてるのがわかります、

これまで私は引っ込み思案な正確でした。ところが、今まで考えても居なかったことにチャレンジしたり、どんどん運が開けて行ってるように感じます。これでいいんだと思うのですが、問題はここからです、どんな風に伝えていいのか 解らないのですが、何か違うんです。

彼のことが気になって仕方ありません。彼と復活させる気がないといえば嘘になるのですが、彼との復活より、彼をどうにかして守りたいというか、助けたいと言う気持ちが強く、こんなに人を思うことが出来るなんて、自分でも驚いています。

とにかく不思議です。なぜ、こん なに彼が気になるのでしょうか? このままで、私は彼以外の人と付き合うこと出来るのでようか?
別れには色々な形があります。それが最愛の恋人だったらどうでしょう。大抵は心に深い傷を負って生きることになります。ところが、S子さんの場合はそうではないようです。逆に自分を変えていくきっかけとなっています。積極的に生きていけるようになったのですから、占わなくてもいいじゃないかという気がします。

しかし、せっかくメールを送ってくれたわけですし、S子さんの不思議な気持ちは一体なんなのか、小生も気になります。


というわけで占ってみましょう。


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水火既済の初爻を得た。

この卦の形を見てみましょう。陽・陰・陽・陰・陽・陰となっています。陰と陽が規則正しくならんでいますね。そこから物事が完成する、終わるという意味になります。

それでは、S子さんの何が終わったのでしょうか。S子さんはこれから前向きに生きようとしています。とすれば終わったのは、いままで引っ込み思案だったS子さんの過去のあり方でしょう。
人は新しいことを始めるためには、いままでの負債を「決済」したり、過去のこだわりに対し気が「済ま」なければなりません。
とすれば、S子さんの彼への思いは、心の深いところでは終わっているととれそうです。
それにこの卦は火の上から水がかけられている状態です。冷静でいられるのも納得できそうです。

初爻を見てみましょう。

其の輪を曳く。其の尾を濡らす。咎なし。

済にはまた川を渡るという意味があります。この爻の意味は、車で川を渡ろうとしているときに、車輪を後ろから引っ張ったり、狐が渡るときには尻尾を上げて渡るものなのに、尻尾を水につけてはいけないよということです。つまり慎重に行動せよという意味です。

過去の自分から変わるためには川を渡りきらねばなりません。今回は初爻ですから、過去の自分の決済はまだ始まったばかりです。「 其の輪を曳く」とは、彼とつきあっているのもよかったかなとい気持ちでしょう。「其の尾を濡らす」とは、彼との思い出にひたっているという状態です。ただし、咎なしですから、そんなに気にする必要はありませんし、もちろん無理に断ち切らなくてもかまいません。

ゆえに、S子さんの心の状態は、新しい自分に変わっていく途中にあると易断いたします。

自分が変わるということは大変なことです、S子さんはこれからいろいろな体験や出会いが待ち受けていることでしょう。辛いこともあると思いますが、なんとか川を渡りきってほしいと思います。

S子さんの健闘をお祈りいたします。

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