二〇〇七年七月二十四日

参議院選の行方を占う

さて、選挙が近づいてきました。そこで占いですが今回はどうも気が進みません。
そもそも、自民党が負けるという事はこの間の年金問題で分かっています。自民党は現有議席は維持できないでしょうし、過半数割れの可能性も強いようです。

そこで、今回の選挙結果で安倍政権はどうなるのかに焦点を当てて占ってみましょう。
かつての宇野首相や橋本首相のように敗戦の責任をとって辞任する事になるのでしょうか。それとも選挙結果などものともせずに政権に居座り続けるのでしょうか。 もっともこういう事もあるかもしれません。実際、投票日は7月の最後の週ですから、投票率は伸び悩み、大方の予想とは裏腹に自民党はそんなに議席を減らさないことだって大いにあります。とすれば、今回の選挙は自民党にとっては実はたいした事はないかもしれません。

それでは占ってみましょう。


 ◇  ◇  ◇  ◇  ◇





天水訟の四爻をえた。

天水訟の訟の意味は訴訟の訟です。この卦の形をみてみますと、上卦が天(乾)で剛直の気性を示し、下卦は坎(水)にあたり、陰湿でじめじめした気性を示しています。上の人が強権でもって、下の人を押さえつけ、下の人は表立って逆らう事ができず、陰険になり上の人の隙をうかがっています。このような状況では必ずや争いが起こります。だからこの卦を訟といいます。

参議院選挙に敗北した自民党の党内情勢を示しているような卦です。首相の責任を問う下のものと、それを押さえつけようとする安倍首相との間で争いが起こるでしょう。

それでは、その結果、安倍首相はどうなるのでしょうか。

四爻を見てみましょう。

訟に克たず。復って命につき、渝(かわ)りて貞に安んずれば吉なり。

これは、争いには負けるが、引き返して正しい道につけば吉である、といった意味です。
「訟に克たず」というのは、党内から噴出する退陣の要求に安倍首相は抗しきれないということでしょう。「復って命につき」とは天命に従うという事で、政権の命脈が尽きたことを示しています。
ゆえに、安倍首相は選挙結果の責任をとって退陣すると易断いたします。

かように占ってみましたが、下のものが陰険の性格を持っているところをみると、安倍首相は選挙の結果を受けて退陣するのではなく、選挙後にまた新たな問題が発生し、その結果、退陣に追い込まれるのかもしれません。ともかくすっきりとした結果にはなりそうもありません。
それにしても、小生の年金はちゃんともらえるのでしょうか。ふと心配になって、社会保険庁の年金個人情報提供サービスを申し込んでみましたがまだ音沙汰がありません。
いずれにせよ安穏とした老後が過ごせる世の中であってほしいと祈念しております。

易の部屋に戻る