二〇〇三年三月十六日
ヒナンヒルyokoさんの職場の人間関係を占う。
世界では米国によるイラク攻撃前夜といったよう相を呈してきました。しかし、戦争は国と国との間にだけ起るのではありません。人と人の心の中にも日常的に起こりうるものなのです。
ヒナンヒルyokoさんもそんなひとりです。人間関係で長期間の攻防を強いられています。しかも相手はかなりの強敵のようです。
職場にはたいていイヤなやつというのはひとりはいます。しかし、単にイヤなやつだけでしたら周りから相手にされません。イヤなやつがイヤなやつでいることができるのは、それを補ってあまりある何らかの能力に秀でているからです。
ヒナンヒルさんを悩ませているK菜さんという人はどうやら対人関係の能力にかなり秀でているようです。その能力のおかげで上からの信頼があつく、周りから恐れられています。しかも、人を陥れるためには平然とデマもながします。
通常、人を陥れようとすると、かなりの精神力と綿密なプランが必要です(しかも失敗したら自分に跳ね返ります)。おそらくK菜さんは、そういうことがごく自然にできてしまう人なのでしょう。文面を読む限りではそのことが生き甲斐となっている印象をうけます。
こういう人に目のかたきにされたらたまったものではありません。しかも職場の人間関係にヒビが入ってきています。同僚や仕事上のパートナーとの信頼関係がデマによって崩れ去り、しかも修復のめどが立たないとなると、これはかなりこたえます。
そこでヒナンヒルさんはK菜さんにどのように対応していけばいいのか占ってみることにしました。MRさんとはどうすればいいかは占いの結果おのずと出てくるでしょう。
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巽為風の四爻を得た。
巽は風です。また、人の声も息ですからこれも風です。そこから、人に従うという意味が出てきます。
なんと、それではヒナンヒルさんはK菜さんの軍門にくだってしまうということでしょうか。そうではありません。易経では従うのは悪人ではなく、大人(分別のある人物)に従うのがいいといっています。だからこの場合はK菜さんに従ってはいけません。
さりとて、上司もたよりなさそうですし、ヒナンヒルさんにとって従うべき人物はいなさそうです。
いずれにしてもヒナンヒルさんには風がふいています。考えてみますに、風をK菜さんのデマ(風説)ととるのがいいのではないでしょうか。とすれば、風がふいているときには、動揺するのではなく、軽やかに受け流せというメッセージと解釈したいです。動揺することと受け流すことは、見た目は同じですが心の持ちかたでだいぶ変わるものです。
しかし、ヒナンヒルさんはどうすればいいのでしょうか。
四爻を見てみましょう。
悔い亡ぶ。田(かり)して三品(さんぴん)を獲たり。
狩りにいって、沢山の獲物をえた、といっています。この爻は前後を陽に挟まれ陰が孤立している状態です。つまり助けてくれる人もなく不安定な状態です。だからこそ、積極的な行動が求められています。積極的な行動にでれば収穫があり、悔いを残すことがないということです。
さて、ヒナンヒルさんは具体的には何をすればいいのでしょうか。思うに、風には風で対抗するのがいいと思います。デマに対抗するためには誠実な言葉ということではないでしょうか。デマによって傷ついた人間関係は心のこもった言葉によって修復するしかありません。
ゆえに、ヒナンヒルさんは、積極的な行動で人間関係を修復できると易断いたします。
人間関係の修復とは、K菜さんのデマに歯止めがかかるとか、MRさんとの関係が修復するといったことでしょう。三品だからもうひとつなにかあるかもしれません。いずれにしても積極的な行動が必要です。
K菜さんはかなりの強敵です。風は強くなるでしょう。K菜さんもまた必死なのです。ヒナンヒルさんは柔軟でしかも強靱な対応が求められています。非常に難しいことです。感情的になってはそれこそK菜さんの思うつぼです。
ヒナンヒルさんには、風に揺られても大地に根ざしている木のように、デマに飛ばされないようにと祈っています。