二〇〇二年六月二日
石原慎太郎氏の運勢を占う。先日の新聞の世論調査では、小泉内閣の支持率と不支持率が逆転したとの報道がありました。
支持率も四〇パーセント台に落ち込み、かつての勢いはなくなってきたようです。
国政は求心力を失い混迷しつつあります。そのような国政の外にあって「太陽の季節」をむかえている人がいます。
石原慎太郎氏です。外形標準課税やディーゼル車乗り入れ規制など、この間都政改革に取り組んできました。その大胆な指導力は都民から大いに支持されています。
しかも、最近では石原新党旗揚げの動きがしきりに取りざたされています。現在の国政の状況はまさに新党結成のチャンス到来というわけです。ところが、当の石原氏は都知事を二期続ける意欲を示しています。そうだとすれば国政復帰はなさそうです。息子の伸晃氏も新党結成の動きを迷惑がっているようです。
現在、うわさだけが先行して、おもてだっての動きはありません。水面下で着々と準備は進んでいるということなのでしょうか。
もし、新党結成となれば、自民党や民主党の議員がなだれをうって合流してくるような一番いいタイミングをみはからって電撃的な発表がなされるにちがいありません。
かつての都知事選の出馬表明もそのような絶妙なタイミングでなされました。おもえば、石原氏は都知事になったのも、東京から国をかえていくためでした。そうだとすれば、国政復帰の意志がないということはないでしょう。
しかも、何よりも本人は高齢です。今度のチャンスを逃せばあとはありません。そこで、石原慎太郎氏の運勢を占ってみることにしました。
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地天泰の初爻を得た。
なんと、非常にいい卦です。
泰は天下泰平の泰、万物が通じるということです。
剛健な陽爻が伸長して、小人の勢力が消えようとしています。
石原氏の運気は上昇しているのです。初爻をみてみましょう。
茅を抜くに茹たり。もってその彙(たぐい)をともにす。征(いけ)ば吉なり。茅を抜くと根が連なって抜けるように、仲間がつれだって行動するということです。
しかも、「征(いけ)ば吉なり」ですから積極的な行動がいいといっています。仲間がともに行動するとは党をつくることでしょう。本人にその気があるかどうかは別としても周りの人間が望んでいるのです。石原氏は担ぎ出されるということになりましょう。
ゆえに、石原新党の結成は間違いないと易断いたします。
しかも、選挙となれば大躍進するでしょう。石原チルドレンと称する人たちが国会に送りだされるでしょう。それでは、石原氏は首相になれるのでしょうか。
正直申し上げて、現時点ではよく分かりません。しかし、いずれ占うことになりましょう。石原氏の言動や思想、政治手法など批判すべき点は多くあると思います。
しかし、今の日本は斜陽の時代です。石原氏のような「家父長的」な人物を待望する気運は分からないでもありません。おもえば、かつて石原氏は一時期大臣をつとめることはあっても、自民党のタカ派議員として、おおむね自民党の周辺におかれてきました。そのような人物が脚光を浴びているのも時代のなせるわざということなのでしょうか。