二〇一〇年八月一日
往野美希さんはモデルの面接を受けるべきかどうか占う

はじめまして、往野美希と申します。

占って頂きたいことがあるのですが、リクエストしても宜しいですか?
撮影のお仕事の面接を受けた方が良いかどうか、占って頂けないでしょうか。

現在、諸事情により実家で休養をとっているのですが、撮影のお仕事に何気なく応募してみたところ、選考に通ってしまいました。

ただ、今までの自分とは全くの畑違いなので、何の知識も無く飛び込んで立ち尽くしてしまう自分が頭をよぎることも度々です。
もともとそれほど人づきあいも得意なほうではないので、やっていけるものなのか不安なのだと思います。

不安と期待が入り混じっているのですが、易で占って頂くとどのような結果が出てくるのでしょうか?


面接へいくべきかどうか、いった結果、仕事や人間関係に恵まれるかどうかその辺りを占ってみましょう。


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雷風恒の初爻を得た。

「恒」とは恒常の恒です。雷と風は常に動いて止まるところをしりません。雷と風のたゆまぬ働きがあってこそ、種は芽を出し草木は生い茂ります。常に同じことが繰り返されて、自然の恒常性が保たれるのです。変わらないように常に努力を行うということでは、人の営みもまた同じです。
しかし、常に動くといっても、振り子のような循環運動ではありません。自然においては時として地震や台風が起り、環境が激変することもあります。日々の営みのなかにも疑念や躊躇、誘惑など絶えず入り込んできます。「恒」という卦はこのような自然や人のあり方を含んでいます。

それでは往野美希さんはどうすればいいんでしょうか。この卦は、これまでとっていた休養も一段落したところで、なにか新しいことをやってみたいという、気持ちの芽生えが生じていることを示しています。だから新しいことに惹かれるのです。

それでは、面接を受けるべきでしょうか。
初爻を見てみましょう。

ふかく恒(つね)にす。貞(ただ)しけれども凶なり。
ふかく恒(つね)にするの凶なるは、始めにして求むるところ深ければなり。

「求むるところ深」いというのは、美希さんの希望や期待がいっぱいだということを示しています。「凶なり」といっているのは美希さんの思っていることが実際とはかなり違っているということです。占ってでた爻が初爻ですから、まだまだ始めの段階です。それゆえに美希さんはそのことが分からない状態なのです。

いざ、面接を受け仕事を始めれば、美希さんの心配通り、こんなはずではなかったのにと思うに違いありません。こんな状態ですから人間関係のトラブルも起ります。モデルの仕事といってもいろいろとあるでしょう。今回の仕事は理不尽なことが多そうです。むしろ客商売に近いのかもしれません。

ゆえに、今回の面接は受けない方がよいと易断いたします。

しかし、美希さんもずっと休養しているわけにもいきませんし、自分の本当にやりたいこと、できることなんてものは結局自分の頭だけで考えていても分からないのも事実です。
なにがなんだか分からないながら一歩踏み出し、新しい人と出会い、新しいこと触れ、傷ついたり失敗することを通じてしか、自分の本当にやりたいこと、できることは分からないんじゃないでしょうか。

ただ、今回はタイミングが悪そうです。

美希さんがいつの日か、現在の休養の生活から、新しい生活へと一歩踏み出す日が来ることを祈念いたします。


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