二〇〇三年十月八日

モトムさんはどうすれば心の安定を得ることができるか占う。

占いの依頼がきました。

はじめまして。田中モトムともうします。
3×才です。既婚です。
私は2年程前に仕事をやめ、それからアルバイトをいくつか変わりました。
今は少し落ち着いているのですが、まだ何かすることがあるような気がずっとするのです。なぜか落ち着かなくじっとテレビを見てることさえ出来ないときがあります。
そのころから気持ちが不安定になってるのですが何をすれば安定するのでしょうか?
私には趣味もありません。


ひとくちに不安といっても、必ずしも全て悪いものというわけではありません。不安は現状をかえる原動力になったりもします。就職できないことが不安の原因なら就職することが不安の解消になります。そのためには地道に就職活動をするしかないでしょう。
モトムさんのやりたいことは何でしょうか。具体的には何が不安なのでしょうか。将来でしょうか、それとも対人関係でしょうか。
また、不安に陥ったときには一人で抱え込まずに身近な人に話してみるのがいいでしょう。既婚ということですから奥さんが話し相手になってくれるはずです。奥さんはモトムさんをサポートしてくれているのでしょうか。

こんなことを考えましたので、早速モトムさんに質問のメールを送りました。しかし返事はきませんでした。このことは事態の軽さを示しているのか、それとも深刻さを示しているのでしょうか。あるいは小生の問いかけのマズさを示しているのか。

返事がこないのに占うのは本意ではありません。易は本来、己のおかれた状態をよく考え、それでも分からないときは周りに問いかけ、それでも判断がつきかねる時に行うものです。
しかし、小生としてもこのままほおっておくのも釈然としません。そこでモトムさんに問いかけるのはやめ、易に問いかけることにしましょう。こんどは答えは返ってくるでしょうか。

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モトムさんはどうすれば心の安定を得ることができるか占う。

風地観の三爻を得た。

観ですから、みるという意味です。みることに手がかりがありそうです。それでは何をみるのでしょうか。

三爻をみてみましょう。
「我が生を観て進退す」とあります。
自分の生き方をよく観て進退を考えろという事です。

モトムさんはこれまでの自分の生き方を振り返って下さい。そして、何ができ何ができないのかよく考えて下さい。そして、なにをなすべきなのかを身近な存在である奥さんととことん話し合って下さい。これが不安から抜けすことの一歩と易断いたします。

いまは苦しいかもしれませんが、あせらずゆっくりと進んで下さい。現在は充電期間です。それでもうまくいかないようでしたら、詳しい事情をメールください。再度考えてみます。

ちなみに、小生は悩みがあれば妻とよく話し合ったりしますが、その物言いは男のロマンを理解せず、実際的で時に冷酷です。しかし、だいたいは正しかったりします。ご参考まで。

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