ヨセフアンドレオンの運勢を占う。

風雷益の二爻を得た。

時として大気の摩擦は強力な静電気を生みだし、その結果、雷が起ります。おそらく古代人はそのようなメカニズムを知らなかったのでしょうが、風と雷を相助け合うものとしてイメージしました。助け合えばそこには益が生じます。これが風雷益の意味です。しかも自ら激しく動いていくことを意味しています。

易経は「益は往くところあるに利ろし。大川を渉るに利ろし」と記しています。行動すれば利益がある。大事を決行するのがよい、ということです。非常によい卦のように思えます。

しかし、すなおに喜んで良いのでしょうか。試みに手許にある易についての一般向けの本で「益」の個所を見てみましょう(加地伸行編『易の世界』中公文庫)。

・希望…うまくゆかない・・・
・恋愛…恋人から迷惑をかけられる・・・
・金銭…散財の兆しがある・・・
・健康…凶である・・・

この卦がでると何ごとにつけても不安定で苦労するので慎めといっています。おそらくは、古来この卦がでたケースでは結果が芳しくないことが多かったのでしょう。ゆえに、易経の字句とは裏腹によくない卦として扱われることになったと思われます。
大成功するためには、大きなリスクをおわなければなりません。しかも大抵は失敗するものです。それならば静かにしていればいいのですが、状況は自分から行動することを促している、そのようなことをこの卦は伝えています。

さて、二爻を見てみましょう。「あるいはこれを益す。十朋(じっぽう)の亀も違(たご)う克(あた)わず」とあります。きっと誰かがやってきて助けてくれる。その成功のほどは、(小生のような竹串占いでなくて、非常に高価な)亀で占ってもはずれることはないとまでいっています。亀の占いとは、易が成立する以前の殷の時代は亀の甲羅を焼いて吉凶を占ったといいますから、そのことをいっているのでしょう。

これも解釈に悩むところですが、ここは易経の字句どおりとりましょう。

結論として、誰かの助けがあって事業はうまくいくでしょう。

ただし、あてにしてはいけません。誠意があってこそ人は助けてくれるものです。
また、二爻では「永貞なれば吉」ともいっています。いい話しがあって、それに柔軟に対応しすぎてクオリティー損ねる可能性があります。我慢してクオリティーを貫き通せば吉です。

それでは健闘を祈ります。

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