二〇〇三年九月二十三日

菅直人氏はどうすれば首相になれるかを占う。

政界が慌ただしくなっています。
自民党総裁選で小泉首相が勝利し、新内閣も発足しました。十月には解散が行われるとされています。内閣支持率も急上昇しました。このままでは長期政権がさらに続きそうな気配です。

小生は小泉首相は好きではありません。
現在景気はやや上向きかげんですが構造改革の成果という訳ではないでしょう。むしろ、せっかく自立的な回復をみせはじめた経済を構造改革路線がつぶしてしまうのではないかと危惧しております。

イラク特別措置法も気になります。石破氏が防衛庁長官に再任されました。このままでは、選挙が終わってしまうと、米国におもねりはじめ詭弁を弄して自衛隊をイラクに派遣するような気がしてなりません。

不安な世の中です。石原都知事に代表されるような野蛮な言説も支持を集める時代になってきました。石原氏に比べれば小泉首相でもマシですが、せっかくだから、なれるものでしたら菅直人氏に首相になってほしいと思います。(ただし小生は民主党支持者と言うわけではありません)

しかし、最近行われた首相ふさわしい人はという世論調査では菅直人氏は小泉首相に大きく水をあけられています。現時点では占うまでもありません。

そこで、なれるかなれないかではなくて、どうすれば菅直人氏は首相になることができるのか占ってみることにしました。

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天山遯の三爻を得た。

遯は隠遁の遁の意味です。この卦は世俗から身を引き引退するのがよいと言う意味です。初爻、二爻を陰が位置していますが、この陰は小人で、小人が跋扈しようとしている状態です。このようなときは君子は逃げるのが一番です。実際、南宋の朱子はこの卦を得て、政治から一切身を引き、著述に専念しました。

なんということでしょう。首相になる道筋を考えるどころか、菅氏は引退したほうがよいというのが易の解答なのでしょうか。跋扈する小人も民主党の内紛を予想させます。

しかし、小生はそうは思いません。もとより、菅氏は野党の党首です。政権から離れているという意味で、この場合、跋扈する小人を菅氏ととればどうでしょうか。菅氏はこれから勢いを増すと解釈できます。さらに、民主党は自由党と合併しました。とすれば陰爻が二本あることもうなずけます。

ゆえに、菅氏に必要なのはより強固な小人(野党勢力)の結集であると易断いたします。
小泉内閣の高支持率も一時的なものでしかありません。これまでの成果が評価されているわけではないのです。

ところで、今度の選挙はどうなるのでしょう。やはり、自民党がそこそこ勝利することになるのでしょうか。菅氏には、なにはともあれ野党勢力をまとめてほしいものだと思っています。




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