二〇〇三年二月三日
千姫さんとH君の恋愛の行方を占う。
そろそろ、今年の自分の運勢を占おうと思っていたところ、依頼のメールがきました。そこで、自分のことはさておき、千姫さんのことを占ってみることにしましょう。
恋愛には様々な形があります。年の差や、配偶者のあるなしは本質的な問題ではありません。
もっとも、別居中とはいえ夫のある身、十三年歳下でしかも精神的な病気のある相手、それに加え怠け者らしい、と悪条件がかさなれば事態はかなり深刻です。
しかし、問題はそれだけなのでしょうか。
H君の母親が結婚を反対するのは無理からぬことと思います。そもそも、おおかたの親というものは世間を具現化しているものであって、世間の基準から逸脱しているものには激しい拒絶反応を示すものなのです。ことに自分の息子の結婚となるとそういった傾向が如実にあらわれます。
こう場合はそもそも、親の反対など押し切らなければ結婚はできないものなのです。それどころか、逆にH君は些細な理由から千姫さんと別れることになってしまい、しかも、そのことを後悔しているというではありませんか。問題はH君のそのような態度なのです。
そんなH君でも、そばにいて見守っていたいという千姫さんの気持ちも愛のなせるわざなのでしょうか。
そこで、千姫さんとH君の恋愛の行方を占ってみることにしました。
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震為雷の三爻を得た。
震は地震、雷の象です。突然、天地をひっくりかえすような雷鳴や地震がきている状況です。突然別れを告げられ、ショックを受けた千姫さんの状況をあらわしているのかも知れません。それはともかく、今は地震の時なのです。
そのようなとき人はどうすべきでしょうか。自分をしっかり保つことが大事です。自分をしっかり保っていれば、やがて地震や雷は過ぎ去ります。
だとすれば、千姫さんとH君はよりを戻すのでしょうか。
三爻を見てみると、震(ふる)いて行くときはわざわいなし、とあります。
地震のときには震えながらも慎重に進まなければならないといった意味です。この場合は千姫さんのほうから動かないとよりは戻りません。しかもタイミングをみはからった慎重な配慮が必要です。待っているだけではH君は戻ってこないでしょう。これまで依存ばかりしていたH君も、わずかながら自立への動きをみせているのかもしれませんね。
それでは、千姫さんの復縁はどうでしょうか。
六爻を見てみましょう。
婚媾(こんこう)言(ものいい)あり、とあります。
結婚は、周囲からの反対があり、うまく行かないといっています。ゆえに、千姫さんとH君は一時的に関係が修復しても結婚にはいたらないと易断いたします。
一口に地震、雷といっても周囲に甚大な被害をもたらす場合があります。
千姫さん。行動はくれぐれも慎重に。しっかりと自分を見つめなおして下さい。