次期首相を占う。
沢山咸の四爻を得た。
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咸は山の上に沢がある象です。咸は感に通じます。咸の卦は少男(下卦の艮)が少女(上卦の兌)持ち上げお互いに気持ちが通 じ合っている卦です。易経では「女をめとるに吉なり」といっております。
次期首相について占ったのにどうして結婚のことが出てくるのでしょうか。「女をめとるに吉なり」に着目すれば、次期首相はおそらくは女性がなるのではないでしょうか。
女性で首相候補といえば、田中真紀子氏を思い浮かべますが、田中氏は小泉氏支持を打ち出しているので今回は考えられません。しかも、女をめとるのですから、外からやってくるはずです。身内同士では結婚はしません。
さて、この間の情勢をみますと、自民党にとってベストの選択は、人気の高い小泉氏に任せるのがいいのでしょう。実際、党員の枠を拡げた総裁選挙が公正に行なわれれば小泉氏が有望と報道されています。党の運営は党員の意見を民主的に反映させるのが一番です。
しかし、橋本派は小泉氏には強硬に反対しておりますし、公明党の同意もえられません。かといって、橋本派のコントロールしやすい無難な人物を首相にしたところで参議院選挙は戦えないはずです。
されば、橋本氏や野中氏といった実力者が自ら名乗りをあげればいいのでしょうが、これで万が一、参議院選挙に負けてしまえば、今後の政治生命を絶たれかねません。おそらくは二の足を踏んでいるのでしょう。
とすれば、自民党総裁は橋本派内のフレッシュな人物(艮に対応する少男)を抜擢し、首相は党外の女性(兌に対応する少女)を呼び寄せることになるのではないでしょうか。日本初の女性首相を参議院選挙のウリにするわけです。これが「女をめとるに吉なり」の意味です。
ところで、外からやってくる女性とはだれでしょう。咸は山(艮)の上に沢(兌)がある象です。山の上に水が溢れていればどうなるのでしょうか。すなわち溢れ出た水は広がって流れ出し扇状地をつくりあげます。つまり扇氏です。
ゆえに、次期首相は保守党の扇氏になると易断いたします。
四爻をみてみますと「憧憧(しょうしょう)として往来すれば、朋(とも)爾(なんじ)の思いに従う」とあります。右往左往しているようでは限られた人しか従いませんよということです。
次期首相にたいしての身の処しかたを示しているようにもとれます。それとも、首相候補は二転三転するけれど、結局は少数の人間がきめるということを暗示しているのでしょうか。
いずれにしても政権運営は大変だということです。