二〇〇四年六月二十六日

ある女性の病気の経過を占う

私は、四十の女性です。夫と子供がひとりいます。
現在は、病気の為休職中で家にずっといます。

(中略)

卵巣嚢腫という病気で6月末に手術をしますが、検査で癌の疑いもあると言われました。
私はまた元の元気な身体に戻れますか。

問い合わせのメールを送った所、最初は違和感だけだったのが、だんだんとお腹が大きくなってきたこと、腫瘍マーカーの値が高く癌の可能性もあるということなどいろいろ教えていただきました。
そして今月末に手術とのことなどを伺いました。

病気の経過の予測は難しいものですが、思い切って占ってきましょう。


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地為坤の二爻をえた。

坤はすべての爻が陰からなっています。はたしてこの卦と嚢腫はどういう関係があるのでしょうか。

初爻を見てみましょう。

初霜をみて堅氷に至る。

最初の徴候は初霜といったささいなことだけど、やがては固い氷が張る大きな事態になるといった意味です。
これは、体の違和感がやがてはっきりとした嚢腫となったということでしょうか。

二爻を見てみましょう。

直方大なり。

大は嚢腫が大きくなったと考えていいでしょう。まさに現在状態です。直方は四角いという状態です。たいていの腫瘍は丸い形でしょうから、この場合は他の臓器と区切られていると考えましょう。

四爻を見てみましょう。

嚢を括る。咎もなければ、誉れもなし。

「嚢を括る」とは袋の口を締めるという意味ですが、この場合は手術を行うということですから、腫瘤が一塊になって摘出されるということでしょう。

ということは、病変が他の臓器に浸潤しているとか転移するものではないと思います。
よって、悪性の可能性はないと易断いたします。

術後の経過はどうなるのでしょうか。「咎もなければ、誉れもなし」ですから、完治には時間がかかるでしょう。
そういうときにはどうすればいいか。じっとしていることです。体は安静にしていればきっとよくなります。

術後の経過が順調に進むことを祈念いたします。


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