二〇一〇年三月十六日
和刈望美さんは離婚したほうがいいかどうか占う。
夫婦関係がうまくいっていません。家には帰ってきますが会話もほとんどない状態です。離婚の運命にあるのかまだがんばって離婚回避してみるほうがいいのか……
匿名希望の方なので、仮に和刈望美(わかれ・のぞみ)さん(四十三歳)としておきましょう。もし、和刈さんが離婚するといわゆる熟年離婚ということになりましょう。このままの冷えきった夫婦関係にとどまるのもつらいでしょうし、離婚ともなればいろいろと生活を一から作りなおさないといけません。たしかに、どうすればいいか悩みます。
それでは占ってみましょう。
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雷天大壮の三爻を得た。
内卦の天は陽爻が三つ並んだ形です。つまり勢いよく前に進むという意味です。外卦は雷ですから、震えるということ。つまり、前に進もうする勢いがあって、その結果、動きが出てくるという卦です。行動して状況が変わるわけですから、大いなるとき、ゆえに大壮といいます。願い事はかないます。
それでは、和刈さんが、離婚に踏み出せば、人生の展望が開けるというのでしょうか。
三爻を見てみましょう。
羊の角が垣根に絡まって苦しむとあります。
垣根は家庭という枠でしょう。和刈さんはそこから家庭の枠から抜け出そうと考えています。そこから抜け出そうすると、あたかも逃げようとした羊が垣根に角を絡ませて苦しむように、大変な状況に陥るということを示しています。大変な状況とは、夫や親、親戚などの周囲の反対でしょうし、離婚後の生活をしっかりと成り立たせなければならないことでしょう。
故に、離婚は望めばできます。ただし、それは困難な状況を押し切らなければならないと易断いたします。
和刈さんは、家庭という柵をでた時に、どんな光景をみることができるのでしょうか。一面の荒野でしょうか。それとも目の前に広がる沃野でしょうか。よく考えたほうがよいと思います。
和刈さんが、少しでも充実した人生を生きられんことを祈念いたします。
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