二〇〇六年十月三十一日
雪さんはどうすれば離婚を回避することができるか
雪と申します。
HPを拝見させて頂きました。是非占って頂ければと思います。
私と夫は今年で結婚十年目を迎えます。
幾度と無く喧嘩をしました。私は喧嘩をするたびに直ぐに「離婚する」と口走ってしまい、夫を何度も不安な気持ちにさせてしまいました。
今年の六月、また喧嘩をした際に「離婚する」と言うと今度は夫が「分かった」と言い、いつもとは異なる反応をされました。私はそのとき、我に帰りとんでもないことを言ってしまったと思い、直ぐに夫に謝罪をし、その時は夫は許してくれました。
しかし、その後七月の初旬に夫から「やっぱりお前とはやっていけない。お前のことが好きかどうかもわからない」と言われました。
六月の喧嘩から七月の初旬までは特に喧嘩もなく、仲良くやっているつもりでした。
しかし、そのときにも夫に私は離婚する気がないからもう少し様子を見てくれとお願いしたところ「分かった」と理解を示してくれたのですが、七月の中旬に再度夫から「やっぱりやっていけない」と言われました。
そこで、私は九月の初旬まで様子を見てあなたがやっぱりダメだと思えば離婚しましょう、と提案しました。夫はその提案に了承をしました。それから九月までは本当に楽しく幸せに夫と過ごせることができました。
しかし、九月に入ると夫から「やっぱりやっていけないから離婚しよう」と言われとても楽しく生活できていたのに・・・という気持ちになり、その言葉を言われたその日に私は身の回りのものを持って出て行き、二日後には引越しをしました。
しかし、夫が何日かして(元々の喧嘩の原因を作ったのは私なので)私がいくつかの条件をクリアできるのであれば戻って来てもいいよ、と言われ私はそれらの条件をクリアすることを約束し戻りました。
条件とは喫煙を止めること、ギャンブルを止めること、浪費癖を止めることでした。
そのとき以来、ギャンブルと浪費は止めました。喫煙も家庭ではしていません。
しかし、最近になってまた「やっぱりお前のことが好きかどうかわからない。今すぐ出て行けとは言わないが、うまくやっていける自信はない」と言われました。
私達二人は離婚する運命にあるのでしょうか? 本当に悩んでいます。
もし、離婚を回避する道しるべがあるのであれば教えてください。
お忙しいなか申し訳有りませんが宜しくお願いいたします。
人はどうして夫婦関係を続けるのか考えてみましょう。お互い愛し合っているから、これは幸せな夫婦でしょう。ところが、愛がなくとも続いている夫婦もいます。夫婦といえども一介の人間ですからそれぞれ醜い面もありましょう。そういう場合でも、子供がいたり、家のローンを抱えたりで、うっかり怒りにまかせて離婚などすれば、それぞれの生活が零落するのが目に見えていますし、なんだかんだいっても夫婦ですからお互い生活を支え合っていますし、それじゃあいろいろ大変だし止めとくかということで離婚しないということでしょうか。
雪さんの場合はどうでしょうか。いろいろと質問したところ、子供は欲しいのですがいないようです。共働きであり経済的にもある程度は自立しています。自立しているのがあだになってか、夫婦がすれ違うことが多かったようです。喧嘩が絶えなかったり、雪さんがギャンブルや浪費に走る背景があったのかもしれません。この間どうやら夫の方はひたすら耐えていたようです。
ところがある日をさかいにして、夫婦関係が逆転してしまいました。夫の方が離婚を口にするようになりました。夫が雪さんを必要としないでやっていけるというのであれば、雪さんは離婚にいたるしかないのでしょうか。
それでは占ってみましょう。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇

水天需の三爻を得た。
内卦の天(乾)は陽爻が三本も重なっていますから、剛直に前に進もうとしています。ところが前方には外卦の水(坎)があり、進もうとしても前に進むことができません。いく手を遮られて待っている状態からこの卦を需といいます。
雪さんの場合にあてはめるとどうなるのでしょうか。雪さんは以前は喧嘩ともなれば離婚を口走っていましたし、ギャンブルや浪費に走っていました。内卦の乾に示されるように、強気で前に走る性格を示しています。
一方、夫の方は外卦の水が示しているとおり、あたかも水蒸気が凝集して黒雲となるように、長い間にたまった不満が鬱積している状態です。
三爻をみてみましょう。泥に需(ま)つ、とあります。夫婦関係は泥沼化してしまった状態です。
それでは、雪さんはどうすればよいのでしょうか。この卦は非常に悪いようですが、ゆっくりと待っていれば最後には大川をわたることができるのです。ただし、ただ待つだけではありません。誠意をもって待たなければなりません。
ゆえに、離婚を回避するためには雪さんは夫には心をもって接し、状況が変わるのを待つしかないと易断いたします。
ところで、夫婦って一緒に暮らす利害があるから離婚しないんでしょうか。しかし、利害のみで関係をみれば、私はこれだけ尽くしているのに、相手は依存するだけじゃないかという気持ちが必ずわいてきます。そうなると離婚にはならなくともすごくギスギスした人間関係になる思います。
夫婦は相手の行為には感謝し、自分は相手に対し見返りをもとめない行為をする、お互い無償の行為で成り立ような、そんな関係でありたいと願っています。
いずれにしても雪さんが円満な夫婦関係を得られんことを祈念いたします。
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